先日、胃カメラ(上部消化管内視鏡)の検査をしました。
その際に、困ったことがあったのでお伝えしたいと思います。
(読むのが面倒な人は、とりあえずビニール袋と大量のティッシュをお持ちください)
検査を受けるまで
数ヶ月前から、胃や腸が痛むことが多かったので、病院に行きました。
診察の当日、CT検査をしました。
胃カメラ検査は、後日改めて受けることになったので採血をして検査の予約を取りました。
その際の注意事項は、検査前日の夜21時から検査までは食事も水分も摂らないようにとのことでした。
また、抗うつ剤を飲んでいるため、麻酔はできるけれども、眠くなる薬は使えないとのことでした。
検査前と検査
12時間以上水分を摂らずに、喉の渇きを我慢しながら、検査に向かいます。
検査の前に、鼻に棒のようなものを突っ込んで薬を注入されました。
その後、左向きでベッドに横たわって麻酔をされました。
(この時のことは記憶がおぼろげです。鼻の中か喉の奥に何か水分を掛けられ、「ごっくんと飲む」よう指示されました。また、鼻から何かを通され、「カメラはこれより太いのでそれに耐えるためにも我慢してください」と言われた気がします)
その後、鼻から胃カメラを通します。
喉を通るときにオエッとなりました。その後も、すごく痛いわけではないのですが、異物感と不快感が続きます。
唾液は飲み込まず、口から垂らすよう言われます。
体感で15分くらい、必死に耐えて検査終了です。
検査後、倒れる
ここまでもかなり大変だったのですが、わたし的にはこの後が大変でした。
検査が終わって帰ることになったのですが、「1時間は飲食禁止。唾液も飲み込まずに出してください」と言われたのです。(麻酔が効いているので、誤嚥の危険性があるということでした)
ここでパニックになりました。
唾液を出すってどうやって!!??
看護師さんに聞いてみたら、「ティッシュなどに出してくださいね〜」とにこやかに軽く言われました。
ポケットティッシュは持っていましたが、ひっきりなしに流れ出る唾液!
手持ちのティッシュではすぐに足りなくなります。
さらに、
唾液でビショビショのティッシュをどうしたらいいの!!??
ビニール袋持ってたっけ?
そんな状態で無事に家に帰れるの〜〜??
などとグルグル考えていたら、胃カメラの疲労も相まってパニックが加速して、一瞬意識が遠のき、倒れてしまいました。
倒れたのは幸い病院内だったため、処置室に運んでいただき、休ませてもらえることになりました。
その間、ティッシュとビニール袋をいただき、流れ出る唾液と鼻水と涙(汚くてすみません)を拭き、ビニール袋に捨て続けました。
結局、1時間ほどその状態が続き、少し落ち着いたので帰れることになりました。
検査のダメージと倒れたショックにより、数日間ダウンしました。
まとめ
以上が、胃カメラ検査にまつわる話です。
わかったことは次の通り。
- 検査は大変
- 麻酔が切れるまでは唾液も飲み込めない
- 唾液を吐き出すための準備は大事
- できれば付き添いを
検査自体が大変なのは変わりなくとも、せめてビニール袋とティッシュを持っていれば倒れることはなかったと思います。
あとは、こういうときに付き添ってくれる人がいると安心だと思いました。(夫は仕事で来れませんでした)
検査結果は特に問題はありませんでしたが、検査により心に大きなダメージを負いました。
もし、これから胃カメラ検査を受けられる方は、ぜひテッシュとビニール袋を用意して、心の準備をして臨んでいただければと思います。