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救急車を呼ぶかどうか迷った話。夫婦二人で急性胃腸炎に。

救急車を呼ぶかどうか迷った話

 
 
昨年末、夫婦二人そろって急性胃腸炎になりました。 
 
かなり病状がひどく、病院へ行きました。 
 
その際に救急車を呼ぶかどうか、かなり迷いました。 
 
そのときの記録と感じたことです。 
 
 

 

当時の状況

 
その日、夫は仕事に、わたしは家にいました。 
 
夫は帰宅途中に嘔吐、ほぼ同じ時刻にわたしも家で嘔吐しました。 
 
 
 
はじめは休んで様子を見ようと言っていたのですが、どんどん悪化しました。 
 
胃の痛み、不快感、吐き気、嘔吐。 
 
ふたりで動けなくなり、お腹を抱えて丸くなっていました。 
 
 
 
2〜3時間経っても回復の見込みはなくヘビーな状況になってきたので、病院に行った方がよさそうだと思い始めます。 
 
 
 
夜間診療を行っている病院を調べますが、どこも遠いです。 
 
車はありませんし、自転車に乗れる状況でもありませんでした。 
 
タクシーを呼ぶか、救急車を呼ぶか迷いました。
 

まずは、#7119へ電話

 
以前、友人と話題に登った「#7119」。 
 
救急車を呼ぶかどうか、迷ったときに相談できる電話番号です。 
 
 
 
#7119へ電話しました。 
 
「どうされました?」と病状を聞かれました。 
 
喋るのもままならなかったので、「…吐き、気、と、嘔吐が…、、。夫婦、、ふた…、り…、とも…、、」という感じで返答しました。 
 
 
 
このとき、救急車を呼ぶべきかどうかを聞けばよかったのですが、そんな余裕はありませんでした。 
 
担当の方に「お近くの病院を調べればいいですか?」と聞かれました。 
 
そう言われたことで、「これは、自分で病院へ行けると判断された」と思いました。 
 
だったら自力で行かなくてはいけないと思い、病院を教えてもらいました。 
 
 
 
電話の最後に「どうしてもつらかったら、救急車を呼んでください」と言われました。 
 
 
 
このとき夫はほぼ動けない状態、わたしも中腰か這って移動していました。 
 
ただ二人とも意識はあるので、自力で行けないことはなさそうでした。 
 
それでも「救急車を呼んでいい」と言ってほしかったのが正直な気もちでした。 
 
 
 
けれども、救急車を呼ぶのは気が引けました。 
 
なんとかして自力で行こうと思いました。
 

タクシーで病院へ

 
近隣の病院を教えてもらい、タクシーで向かうことにしました。 
 
普段タクシーを使わないので、配車の手配も一苦労でした。 
 
 
 
タクシーが着き、二人で乗り込みました。 
 
その様子を見た運転手さんは「二人ともこんな状態なら、救急車呼んでもよかったかもね」と言いました。 
 
今の私たちはそれくらいの状況なんだ、と思いました。 
 
 
 
「でも、私の方が早いですよ」と運転手さんは続けて言いました。 
 
確かに、救急車が来てから病院を決めていたら時間がかかります。 
 
また、家から遠い病院に運ばれる可能性もあります。 
 
その点はタクシーにして良かったと思いました。
 

病院に着いてからの様子

 
病院に着いてからも、二人はヘロヘロでした。 
 
夫は相変わらずほとんど動けません。 
 
わたしが二人分の受付手続きをしたのですが、書類を書きながらパニック発作が出ました。 
 
その場にしゃがみこんだわたしを見かねて、職員さんが記載途中の書類を引きとってくれました。 
 
 
 
胃の痛み、吐き気、嘔吐の中、受診し点滴を受けました。 
 
ほんの少しだけ良くなったので、二人で支え合いながら帰りました。 
 
(それでも計4日間、ダウンしていました)
 

今、思うこと

 
こうやって振り返ってみると、相当ひどい状況でした。 
 
救急車を呼んでも、咎められることはなかったでしょう。 
 
 
 
けれども今回は、なんとか自力で行くことができました。 
 
だからタクシーで行ってよかったのかなと思います。 
 
家の中ですら動けなくなったら、さすがに救急車を呼んだと思います。 
 
 
 
と言いつつ、この時はかなりのパニック状態になり焦りました。 
 
体調の悪い時に、最善の判断をするのは難しいです。 
 
今後、同じようなことが起こったときのために改めて調べました。 
 
それについては、別の記事にまとめました。 
 
>> 救急車を呼ぶかどうか迷ったら。判断方法を調べてみました。

                                                                                         
                                                                                         
                                                                                         
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