発達障害の特性でもある過集中。
わたしも興味があることには、とにかくのめり込みます。
その様子は、まわりの「ふつう」の人たちから驚かれることもあります。
過集中は、いいこともあればデメリットもあります。
わたしは過集中が原因で腰を痛め、今も悩まされています。
今回は、そんな「過集中」についての記事です。
※わたし個人の体験談と感じたことです。
過集中によるメリット
過集中の状態になると、とにかくそこにのめり込みます。
脇目もふらず、すべてのパワーをつぎ込みます。
それによって、普段では難しいことを成し遂げます。
わたしが過集中で上げた成果は次のようなものです。
- 懸賞に応募しまくり、年間100本くらい映画を観た
- ダイエットを開始して4〜5ヶ月で6キロ落とし、体脂肪率は20%を切った
- オンラインゲームを始めて数ヶ月でランキングに入った
- ジョギングを始めて数ヶ月でハーフマラソン完走
これは普段のわたしでは、絶対にできないことです。
過集中により、知らない世界を見ることができました。
過集中によるデメリット
逆に、過集中によるデメリットもあります。
通常の生活が送れない
過集中の状態に入ると、他のものが目に入らなくなります。
とにかくそれに没頭します。
食べることや寝ることを忘れ、日常がおろそかになります。
過集中後にダウンする
自分の力を超えた200%や400%の力で取り組むので、ある程度のところで力尽きます。
それは日によったり(1日過集中して、翌日ダウン)、数ヶ月単位だったり(数ヶ月の過集中の後、数ヶ月寝込む)します。
数ヶ月単位のダウンはとてもキツイです。
それまでできていたことが一切できなくなり、数ヶ月の間うつ状態で寝込みました。
やり尽くしてしまう
過集中により自分の納得するところまで行き着くと、達成感があります。
それと同時に、一気に興味がなくなり飽きてしまいます。
せっかく、ある程度の知識や行動を身につけてもそこで終わってしまいます。
体を壊す
過集中後のダウンにも似ているのですが、体を壊します。
わたしの場合は、腰を痛めてしまいました。
ちょうどその時は、ぬりえ(コロリアージュ)とストレッチにハマっていました。
ぬりえは毎日5〜6時間、休憩も入れずに同じ姿勢で塗り続けました。
ストレッチも、柔らかい体を目指すあまり執拗に行なっていました。
腰に違和感があったのですが、筋肉が伸びているのだと勘違いして体を痛めつけました。
結果、まともに座れなくなり病院へ行きました。
1年ちょっと経ち、当時に比べ腰の調子は良くなりました。
しかし、長時間(2時間以上)のデスクワークをするとすぐに痛くなります。
最後に
過集中は悪いことではありません。
しかし、気をつけないとわたしのように体を壊してしまいます。
何事もほどほどがいいのだなぁと思いますが、それは発達障害であるわたしにはとても難しいことです。
日々、様々な試行錯誤をしています。
少しずつ工夫し、良い方法があればシェアしていきたいと思います。