ステイホームが言われ始めた5月頃、「ベランダの掃き出し窓のウロコ汚れをキレイにしよう!」と思い立ちました。
果たして自力で落とせるのか、やり方もよくわからないまま試行錯誤し、苦戦した結果、ダイヤモンドパッドを使うことでウロコ汚れを落とすことに成功しました!(ただし、かなり時間と根気を要しました)
これまでは、外を眺めると景色よりも汚れが気になっていましたが、今はクリアな視界で景色を楽しめ、汚れを放置しているストレスがなくなりました。
ウロコ汚れに困っている人の参考になればと思い、記事にしました。(目次から必要なところに飛んでください)
わが家の汚れについて
まずは、わが家の窓の汚れについて簡単に説明します。
ベランダの掃き出し窓のうち、3枚が特にひどいウロコ汚れでした。(なぜか比較的キレイな窓もありました)
越してきたときにはすでにその状態だったので、何年ものの汚れなのかはわかりません。
まずは、ネットの情報を頼りに、様々な掃除方法を試してみました。
通常のスポンジを使ったり、メラミンスポンジ(いわゆる激落ちくんのようなもの)を使ったり、洗剤も、中性洗剤からアルカリ性、酸性まで。
それでも一向に落ちる気配のないウロコ汚れ。
「この汚れは素人では無理なのか」とくじけそうになりつつ、最後に試してみようと藁にもすがる思いでたどり着いたのがダイヤモンドパッドです。
ちなみに今回トライしたのは、ガラス部分が、79×174cm、77×174cm、77×160cmの3枚の掃き出し窓です。
汚れを落とすために必要なもの3つ
わたしが窓掃除をしてみて、汚れを落とすのに必要だったものは次の3つです。
- ダイヤモンドパッド
- 時間
- 根気
ダイヤモンドパッド
道具としては、ダイヤモンドパッドです。これのおかげで、今までビクともしなかったウロコ汚れがキレイに落ちました。(あとは、バケツ、スポンジ、雑巾など)
時間と根気
そのほかに、どうしても挙げておかなければならないものが、時間と根気です。
ダイヤモンドパッドを使えば、汚れは落ちます。
落ちるには落ちるのですが、掃き出し窓は面積が広い分、とにかく時間が掛かります。
そして、その長い時間を掛けてでも「落としきるぞ!!」という根気が何より大事です。(途中でくじけて、1ヶ月くらい放置しました)
使用したダイヤモンドパッド
わたしが使ったのは、100円ショップ「セリア」で売っていたダイヤモンドパッドです。
掃き出し窓3枚の掃除にどれだけの数が必要になるかわからないので、とにかく安いものを探して見つけました。
こちらの商品は100円で2個入り。
この商品でうまく汚れが落ちたので、他の商品は試していません。
トータルで14個使いました。(1つ紛失のため、写真は13個です)
具体的な汚れの落とし方
ダイヤモンドパッドを手に入れたものの、初めはやり方が定まらず、ここでも試行錯誤の連続でした。
最終的に、わたしが試して成功した方法が次のやり方です。
1回分の枠を決める
わたしの場合、1つの窓を横5×縦3に15分割して、1回の掃除はその1枠だけと決めました。
これは、大きな窓をむやみやたらと掃除しても、成果が見えずにやる気を失うことがわかったからです。
枠の大きさは、ご自身の体力や時間と相談して決めるのがいいと思います。
枠の目印として、養生テープやマスキングテープを部屋の内側から貼りました。(掃除する外側に貼ると邪魔でした)
ダイヤモンドパッドでこする
掃除する枠が決まったら、ダイヤモンドパッドを使うのですが…、その前に! 必ず取扱説明書を読んでください!
窓によってはダイヤモンドパッドを使ってはいけないことがあります。
ダイヤモンドパッドを使えることを必ず確認してから作業します。
まずは、ダイヤモンドパッドに水をつけて窓を軽くこすっていきます。
小さな範囲をクルクルとこすっていると、最初はザラザラした手触りだったのがスルスルと滑るようになります。
窓についた水が白っぽくなってきます。
スポンジで水を流す
次に、ダイヤモンドパッドでこすって白くなった部分を水で流します。
これは、水を流すことができれば、スポンジでなくてもいいと思います。
ウロコ汚れがひどいときは水を弾いていましたが、汚れが落ちると水もササーっと流れるようになります。
雑巾で拭く
流した水を、雑巾で拭きます。
これもお好みですが、わたしは最終的に、通常の雑巾とマイクロファイバー雑巾の2枚使いに落ち着きました。(通常の雑巾でザッと水を拭き、マイクロファイバー雑巾で仕上げる)
雑巾で拭くと、ウロコ汚れがひどかった窓がかなりツルツル、ピカピカになっていることがわかります。
くり返す
ただ、1度こすっただけでは落とし切れない汚れもあります。
その場合は、汚れが残った部分を再びダイヤモンドパッドでこすります。
納得のいくところまで、ダイヤモンドパッドでこする→水を流す→雑巾で拭く→確認をくり返します。
最終的に、1枠を30分〜1時間くらいでキレイにできるようになりました。
窓3枚を掃除するのにかかった日数と時間
以上のように、試行錯誤の末に自分なりのやり方を見つけ、そしてとうとう、窓3枚の掃除が終わりました!!
5月に始めて、ダイヤモンドパッドを使うことを決めたのが6月。
そこから軽く半年が経っています…。
ただし、この半年には試行錯誤の時間や、やる気を失って放置した1ヶ月も含まれます。
そういう時間を外し、習得した方法で掃除した実働時間を計算すると、トータル34時間くらいです。(15枠×窓3枚×45分で計算)
1日1枠だと45日ですが、2枠以上できた日もあるので実際に作業したのは35〜40日くらいでしょうか。
こうして改めて計算してみると、かなり時間が掛かったことがわかります。(よく頑張った!)
注意点
この記事を読んで、「自分もウロコ汚れを落としてみようかな」と思った方へ。注意点を3つ挙げておきます。
必ずダイヤモンドパッドの取説を読む
先ほども書いたように、窓によってはダイヤモンドパッドを使ってはいけないものもあります。
必ずダイヤモンドパッドの取扱説明書を読み、ご自宅の窓に使えるかどうかを確認してから作業してください。
頑張りすぎない
作業がはかどってくると、ついつい頑張ってしまいます。
気分が乗ってきたからといってやり過ぎると、翌日以降の作業に支障が出ます。(わたしの場合、疲れ切って「もうやりたくない…」と1ヶ月ほど放置しました)
1日分の作業量は厳守、「もっとやりたい」「物足りない」くらいでやめるのが大事です。急がば回れ、頑張り過ぎないでください。
ダイヤモンドパッドはどんどん取り替える
何度もこすっていると、ダイヤモンドパッドの効果がなくなってきます。
もったいないからと最初は使い続けていましたが、効果のないものでこすってもキレイになりません。体力だけが削られ、キレイにならない窓を前にやる気をなくします。
そうならないためにも、効果が落ちてきたな…と思ったら、すぐに新しいダイヤモンドパッドに取り替えましょう。(わたしは、色が変わってきたら取り替えました)
どんどん使い捨てられるように、安い商品を用意するのがいいと思います。
(…それとも、高い商品だと耐久性もあるのでしょうか?)
最後に
以上が、わたしが掃き出し窓3枚のウロコ汚れを落とした方法です。
ダイヤモンドパッドと時間と根気があれば成功するということがわかりました。
気になった方は、ぜひ注意点を確認した上で試してみてくださいね。
(とてもじゃないけれどやってられない!という方は、業者さんに頼むのもアリかもしれません)
クリアな窓から眺める景色はとても気分がよく、思い残すことなく年を越せそうです。