一昨日、はじめて「バーフバリ絶叫上映」に行ってきました。
とても楽しく、幸せな時間を過ごせました。
感謝の気もちと共に、感じた幸せを忘れないように記事に残しておきます。
また、「行ったことはないけれど、絶叫上映が気になる」という人の参考になればと思います。
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「バーフバリ絶叫上映」について
「バーフバリ絶叫上映」とは、映画「バーフバリ」を見ながら絶叫できるイベントです。
絶叫といっても、悲鳴が上がっているわけではありません。(そういう人もいますが)
映画のシーンに合わせて、声援を送ったり、サイリウムを振ったり、一緒に歌ったりします。
映画というライブを楽しむ感じです。
この「バーフバリ絶叫上映」、ずっと行ってみたいと思っていました。
しかし、すぐに売り切れとなるため、なかなかチャンスがありませんでした。
今回は、ラッキーなことに発売前にイベント情報をゲットしたので、がんばって発売日にチケット予約をしました。
監督のS.S.ラージャマウリさんと、プロデューサーのショーブ・ヤーララガッダさんの舞台挨拶があるスペシャルなイベントです!
以下、概要です。
●登壇者(予定):S.S.ラージャマウリ監督/ショーブ・ヤーララガッダ(作品プロデューサー)
●日時
4月26日(木)
一回目 16:40~19:20 『バーフバリ 王の凱旋』上映/19:20~19:50 上映後舞台挨拶
二回目 20:30~21:00 上映前舞台挨拶/21:00~23:35 『バーフバリ 王の凱旋』上映
※インターナショナル版での上映になります。
※上映前にV8japanによる前説がございます。
※二回目の上映は条例に基づき18歳未満の方はご入場いただけません●場所
新宿ピカデリー スクリーン1●販売 劇場HPにてインターネット先行販売
・インターネット先行販売:4月16日(月)24時~(=4月17日0時)
・劇場窓口・自動券売機販売:4月17日(火)劇場OPENより販売(残席がある場合のみ)●料金 特別料金 一律¥1,800
※特別興行につき、招待券・株主券・割引券・SMTMembersクーポンなどはご利用頂けませんのでご注意ください。引用:新宿ピカデリー ホームページより
「バーフバリ絶叫上映」に向けて準備。持ち物など
絶叫上映には、レギュレーション(決まりごと)があります。
新宿ピカデリーさんのサイトには、以下のようにありました。
発声可能/コスプレ可能/サイリウム・光り物使用可能/タンバリン・鈴の使用可能
これは!
サイリウムやタンバリンは用意した方がいいのですね、と解釈しました。
近所の100円ショップに買いに行きました。
残念なことに、サイリウムは白1色のみ、タンバリンもオールプラスチックのものだけでした。
鈴も売っていませんでした。
コスプレはちょっと(いや、かなり)ハードルが高いので、普通の服装で。
インドっぽい服や小物も持っておらず、ちょっとさみしいかなと思っていたところ、ツイッターで素晴らしいものを見つけました。
映画の舞台でもある「マヒシュマティ王国」の国旗です。
データを公開されていたので、ありがたく使わせていただきました。
(割り箸に巻いて作りました)
以上、今回わたしが用意したものです。
グッズは、あると盛り上がりますが、映画を楽しむ気もちがあれば手ぶらでも大丈夫です。
前後しましたが、絶叫上映の運営をされている「V8J絶叫上映企画チーム」さんのTwitter(@V8Japan)も要チェックです。
↓下のように、イベントについて随時ツイートされています。
【この宣誓を以下略】4/26開催 「バーフバリ」監督・プロデューサー舞台挨拶付き絶叫上映in新宿ピカデリー #バーフバリ絶叫
◎舞台挨拶撮影OKになりました!
◎プレゼントBOX設置します!!〇館内撮影はご配慮を
✕スクリー… https://t.co/GxVpKpMdpE
「バーフバリ絶叫上映」、会場の雰囲気
入場の30分前くらいに着きました。
会場では、旗を小さく持ちました。
コスプレしている人、サリーなどインドっぽい格好の人、旗を持っている人(同じ旗から、大きな旗まで)、普通の人、さまざまでした。
若い人が多いかと思いきや、意外と幅広い年齢層でした。
交流されている人たちもたくさんいました。
わたしは緊張が激しく、自分から声を掛けることはできなかったのですが、和気あいあいとした雰囲気がいいなぁと見ていました。
「バーフバリ絶叫上映」、いざスタート
まずは、V8japan絶叫上映企画チームさんの前説です。
絶叫上映についての説明がありました。
(眩しくないよう)使わないサイリウムは隠すこと、声援と野次は違うということ、などなど。
こういったことをきちんとされているから、絶叫上映が成り立っているのですね。
掛け声の練習などをして、会場が温まったところで上映スタート。
まず「バーフバリ 伝説誕生」のあらすじが流れるのですが、ここからすでに声援が!
こんなにハイペースで、最後まで持つのかというくらいです。
そのまま本編へ。
皆さん、思い思いに声援を送っていました。
タンバリンや鈴を鳴らしたり、サイリウムを振ったり。
驚いたのは、シーンに合わせてサイリウムの色が変わること。
舞台挨拶で監督も言っていたように、お客さんがシンクロしていました。
ちなみにインドでは、皆が騒ぐため「画面も見えない音も聞こえない」状態で、何をしに来ているのだろうという感じらしいです(笑)。
人生で初めてサイリウムを振りましたが、気分が盛り上がっていいものですね。
(上映前の練習をふまえて、使わないときはパッケージにしまいました)
わたしがいちばん好きなのは、白鳥の船のシーンです。
歌詞を覚えてくればよかったーと思いました。
カッタッパが歌うシーンでは、客席から(かなりの)歌声が聞こえてきて、おおーっ!と感動しました。
声援は場面によって「かわいいーっ!」「仲良しー!」「拒んでー!」とか、「ヒューヒュー!」とか、色々聞こえてきました。
「この人、意外と人気があるのねと」思ったり、声援に笑ったりするのも楽しい体験でした。
わたしは、「あーーっ」とか「わーーっ」しか言えなかったのが残念です。
「バーフバリ!バーフバリ!」と叫ぶシーンは、思う存分叫んできました。
(これがやりたかった!)
そうやって盛り上がるのですが、シリアスなシーンでは静かに見守ります。
皆さんとてもマナーが良く、初めてでも安心して参加できました。
また、周りには一人で来ている方もいましたが、皆、その人なりに楽しんでいる様子が印象的でした。
格好やグッズではなく、応援したい気もちがあれば、それだけでいいのだなぁと愛を感じました。
「バーフバリ絶叫上映」、監督とプロデューサーの舞台挨拶
夕方の回に参加したので、上映後に舞台挨拶がありました。
ここぞとばかりに、旗を振りました!
S・S・ラージャマウリ監督とプロデューサーのショーブ・ヤーララガッダさんが登場です。
(撮影OKでした)
日本の絶叫上映のことは、Twitterを通じて知っていたこと、
5年の歳月と、70億円以上の資金を掛けて作られたこと、
出演者それぞれに、その人が主役であるかのようにストーリーを伝えオファーしたこと、
などのお話がありました。
最後に、監督が客席と一緒に写真を撮りました。
一瞬ではなく、ずっとカメラを構えていたのを見て、監督も絶叫上映を喜んでいるのだと嬉しく思いました。
登場人物が勢揃いでのフォトセッションもありました。
皆さん、コスプレのクオリティがすごいです。
「バーフバリ絶叫上映」が終わって
旗を持ってロビーに降りたところ、「その旗どうしたんですか?」と声を掛けられました。
「この旗、みんなが持ってるので公式グッズだと思い、売店で聞いて困惑させてしまった」とおっしゃっていました(笑)。
2つ持っていたので、1つ差し上げたところ、とても喜んでいただけました。
たしかに、公式グッズ?と思うくらいに持っている人がいました。
おかげで、旗をきっかけに、数分でしたが話をすることができました。
自分からは誰にも声を掛けられなかったのに、国旗のおかげで話しかけてもらえました。
とても嬉しかったです。
発案しデータを上げてくださった方、声を掛けてくださった方、ありがとうございました。
最後に
今回、初めて絶叫上映というものに参加しました。(映画自体はすでに観ています)
楽しみな反面、どのようなものかわからない不安もありました。
参加してみて、杞憂に過ぎなかったことがわかりました。
そこは、バーフバリ愛にあふれた人たちが作り出す、温かい空間でした。
ただただ、楽しく幸せな時間を過ごすことができました。
Twitterをはじめ、ネットには、バーフバリへの愛も知識も深い人がたくさんいます。
だから、わたしがあえてブログを書く必要はないと思っていました。
けれども、わたしのように絶叫上映に少しでも不安がある人がいたら。
行きたいけれど迷っているのなら。
わたしのような初心者でも楽しめたよ、と伝えたくて記事にしました。
また、絶叫上映に参加できたことをとても嬉しく思っています。
監督、プロデューサー、関係者の方、スタッフの方、ファンの方。
ほんとうに、どうもありがとうございました。
6月からは、「バーフバリ 王の凱旋 完全版」が公開されます。
それに合わせて、絶叫上映も行われるでしょう(と、司会の人が言ってました)。
たくさんの人が参加して、同じように楽しむ人が増えるといいなと願っています。
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