前回の沖縄旅行から約3年ぶりに再び沖縄に行ってきました。
今回は、美ら海水族館、備瀬、久高島、斎場御嶽、国際通りなどを回ってきました。前回に比べると少しのんびりとしたプランです。
今回もレンタカーなしのプランです。「レンタカーがないと観光って難しいかな」と思ってしまいがちですが、意外と大丈夫です!
これから沖縄旅行を考えている方の参考になればと思います。
1日目 美ら海水族館とその周辺
昼前に那覇空港に到着。
ランチを取ってからバスに乗るつもりが、飛行機に酔った夫がダウン。
空港内の売店でスパムおにぎりなどを買い、バスの中で食べました。
空港から美ら海水族館へはバスがたくさん出ています。
12時30分発のやんばる急行バスに乗りました。
途中、休憩をはさみながら、2時間半ほどかかって到着。
バス停は「沖縄美ら海水族館(ロイヤルビューホテル美ら海)」で降りて歩きましたが、「記念公園前(沖縄美ら海水族館)」で降りることもできます。
広々とした公園。
自販機でブルーシールのアイスを買って食べました。
ひと休みしたら、水族館へ。
今回は2回目ということもあり、さらっと回りました。
水族館を出たら、公園内をお散歩。
空港で買った黒糖プレッツェルをおともに。美味しかったです。
おきなわ郷土村。本当に村のような集落になっていて見ごたえがありました。
熱帯ドリームセンター(植物園)は時間がなく見れなかったのが残念です。
その後、公園を海沿いに歩きます。エメラルドビーチが見えてきます(曇り空が残念)。
宿泊するホテルが見えてきました。
圧巻のエントランス。
本日はここ、「ホテルオリオンモトブリゾート&スパ」に宿泊します。
ホテルにチェックインして、夕食をどうするか考えます。
「適当なお店があるでしょう」と思っていたのですが、徒歩で行けて夕食が食べられるところはありませんでした。(タクシーもいつ来るかわからないとのことでした)
ホテル内のレストランに予約を取りましたが、混み合っていて、かなり遅い時間の予約となりました。レストラン利用の方は、早めの予約がおすすめです。
バーバキューレストラン「カペラ」にて食事。バーベキューというか焼肉でした。いちばんお手頃価格のコースにしましたが、少食なわたしたちは、かなりお腹いっぱいになりました。
ここまででクタクタだったため、大浴場には行かずお部屋のお風呂に入って寝ました。
2日目 備瀬のフクギ並木、久高島、斎場御嶽
2日目が今回の旅行のメインです。
早起きをして、6時半の朝食ブッフェに1番乗り!と思いきや、さらに早い方がいたので2番目でした。
とても美味しいブッフェでした。この後のスケジュールが詰まっていたため急いで食べましたが、余裕があればゆっくり味わいたかったです。
食事が終わるころ、夜が明けてきました。
30分ほどで急いで朝食を済ませ部屋に戻ります。
お部屋からの景色です。こちらももっと味わいたかったです。
急いでチェックアウトを済ませ、前回とてもよかった備瀬のフクギ並木へ徒歩で行きました。
朝イチの集落の空気は、とても澄んでいて心が洗われました。
朝ドラ「ちむどんどん」のオープニングに出てきそうな光景。並木の向こうには海が広がります。
ゆっくり散策したい気もちを抑え、急ぎ足でホテルに戻ります。
ホテルのエントランスから、8時12分発のやんばる急行バスに乗って那覇へ向かいます。
途中の休憩をはさみ、県庁北口で降ります。
そして、那覇バスターミナルまで歩きます。
那覇バスターミナルでは、7番のりばで東陽バス338番「斎場御嶽線」に乗車(約60分)。
安座間サンサンビーチ前で下車、フェリー乗り場へ歩きます。
こちらの建物で、13時の高速船のチケットを購入。
時間があったので、近くの「うみのそば」で沖縄そばを食べました。美味しかったです。
高速船は、思った以上に高速でした。
海の上をすごい勢いでビュンビュンと水しぶきを上げて進みます。
ジェットコースターなどのアトラクションのようでした。(アトラクション好きなわたしは楽しめましたが、苦手な夫はフラフラになってしまいました。乗り物が弱い人はフェリーの方がいいかもしれません)
15分ほどで、今回の旅行でいちばんのメインである久高島に上陸です。
この久高島は琉球民族発祥の地と言われ、神の島とも呼ばれる神聖な島です。
厳かな気もちで向かいました。
島での滞在時間は3時間。
港の近くのレンタサイクルショップで自転車を借ります。
高速船のチケットといっしょにもらった地図を頼りに目的地へ。
と思いきや、集落内がわかりづらく迷子に。
島に住んでいるという少年に道案内をしてもらって、メインストリートまで出ました。
島の真ん中を走っている道路をひたすら岬に向かって走ります。
見慣れない植物が生い茂る風景に、「すごく遠くにきたんだなぁ」と実感しました。
とても気もちが良いです。
2月なのにとても暑く、熱中症に気をつけて水分・塩分補給をしました。
突き当たりまで出たら自転車を停めて、カベール岬に出ます。
視界には遮るものが何もありません。
しばし海を眺めて堪能しました。
自転車に乗って、来た道を戻ります。
途中まで行って二手に分かれる道があるので、東の海岸寄りの道を進みます。
浜がいくつかあるので、立ち寄りました。
シマーシ浜入口。
イシキ浜入口。
その後は集落内を散策。
本当はガイドさんを頼む予定だったのですが、ギリギリだったため間に合わず。
自分たちで回ったのですが、初めての久高島観光はガイドがあった方がいいなと思いました。
予定が決まったら早めの申し込みを
↓
久高島ガイドツアー申し込みのご案内
2時間で自転車を返却し、あとは港のまわりをぶらぶらしたり、ベンチで休んだり。
再び、高速船に乗って安座間港へ戻ります。
港についたら、斎場御嶽へ向かいます。
地図だと近そうに見えたのですが、意外と急な坂でたどり着くのに一苦労。
坂の上まで登ると、券売所(地域物産館「がんじゅう駅・南城」)があります。
こちらでチケットを買ってから向かわないと、中に入れないので要注意です。
ここから歩いて10分弱で斎場御嶽入り口です。
最終入場の17時ギリギリになってしまいました。
そのため、かけ足気味でササッと見るだけになってしまい残念です。
券売所に戻り、那覇までのバス停を教えてもらおうとしたところ、「直通バスの最終は出てしまいました」と言われました!
前もって調べていたのですが、数日前にダイヤ改正があったようです。(人手不足がこんなところにも影響を及ぼしています)
南城市役所経由のバスならまだ間に合うということで、Nバスで南城市役所へ。
南城市役所で路線バスに乗り替え、那覇のバスターミナルまで。
観光案内所の方に丁寧にご案内いただいたので、無事に那覇に帰ることができました。(時間は倍くらい掛かってしまいましたが…)
ポツンと立っている南城市役所の待合所で時間をつぶすという、なかなか味わえない体験もできました。
那覇バスターミナルからは予約していたホテル「ホテル ロコア ナハ」へ。
疲れ果てていたので、「県庁近くに予約していて良かった〜!」と思いました。
夕食は、「★やんばるの家庭料理★みつ子ばぁばの台所」へ。
当初はライブを見ながら食事をしたいと考えていましたが、そんな体力は残っていなかったため近くの居酒屋へ。
とても美味しくいただきました。
これら以外にも食べたのですが、お腹が空いて勢いよく食べたため撮り忘れました。
どれも本当に美味しかったです。
また、旅行支援のポイントを使ったため、とてもお得に食べられました。
食後は、夜の国際通りを少しだけ散歩して、ホテルで休みました。
3日目 国際通り
翌朝は、ホテルのビュッフェで朝食。
前日のホテルも、こちらのホテルも、沖縄そばがあったのがうれしかったです。
チェックアウトしたら、国際通りでお土産探し。
国際通り入口のモニターでずっと流れていた「ぐるくんのうた」が気になりすぎました。
歩き疲れたところで、御菓子御殿の2階のカフェ「ギャラリーカフェゆくら」へ。
外観や1階の雰囲気からは信じられないくらい落ち着いたカフェです。
JTBのクーポン(ホテルのチェックイン時にいただいたもの)を利用して、お得にケーキセットをいただきました。
ひと休みしたら、モノレールで空港へ。
昼過ぎの飛行機に乗って、羽田空港へと帰りました。
最後に
以上が今回の、「夫婦2人での沖縄旅行、レンタカーなし2泊3日」の全行程です。
1日目は、定番の美ら海水族館。
2日目は、今回の目玉である久高島と斎場御嶽。早朝からタイトなスケジュールで頑張りました。(なにせバス移動の前に備瀬の散策もしています)
最終日は、早めに自宅に帰りたくて軽いスケジュール(国際通りのみ)にしました。
レンタカーなしでの観光は、不便もありますが、意外とどうにかなるものです。
毎回、バスの乗り継ぎにはヒヤヒヤさせられますし(今回は高速船の乗り継ぎもあったため特に!)、1本バスを乗り損ねましたが、それでもなんとかなりました。
この不便さ、大変さも旅の醍醐味だなーと楽しめるようになってきました。
ルートや乗り継ぎを、前もって調べるのもワクワクするものです。
どうぞ、レンタカーがなくても沖縄旅行をあきらめずに楽しんでいただけたらと思います。
今回の旅の参考にしたリンク一覧
最後に、今回の旅行の参考にさせていただいたリンク一覧のご案内です。
- JTBホームページ(今回のツアーはJTBを利用。旅行支援でかなりお得に楽しめました)
- 海洋博公園(美ら海水族館、バスの時刻表など)
- やんばる急行バス(1日目:空港〜美ら海水族館、2日目:ホテル〜那覇の移動)
- バスマップ沖縄(沖縄のバスのことはこちらのサイトで)
- 沖縄 東陽バス 公式ホームページ(斎場御嶽の往復は東陽バスで)
- 南城市観光ガイド(久高島や斎場御嶽のある南城市の観光ガイド)
- 久高島フェリー定期航路(定期船)久高海運(フェリーと高速船の詳細)
- 久高海運 久高島フェリー 本日の運航状況(久高島への船は天気の影響を受けるので、随時Twitterでチェック)
- 久高島公式サイト|久高のシマ時間(久高島の魅力がたっぷり)
- 久高島ガイドツアー申し込みのご案内(自分でガイドさんに直接申し込むシステムです)
- 斎場御嶽
- 南城市Nバス 南城市地域公共交通バス
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
どうぞ、楽しい沖縄旅行を!
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