(2021.12 追記)無断欠勤OKのパプアニューギニア海産という会社について2017年に書いた記事です。常に、試行錯誤されている会社なので、現在の状況とは違うところもあるかもしれません。
わたしの現在の就労状況
わたしは現在働いていません。
昨年の春に大きく体調を崩してしまい、そこから無理のできない体になってしまいました。
今までは体調を崩しながらも「頑張って」働いてきたのですが、その頑張りと無理が積み重なりここまでひどくなりました。
とはいえ、働く気がないのではありません。
わたしのできる範囲で働きたいとは思うのですが、日によって体調の波がひどく、予定を組むのが難しいのです。
わたしの体調は、朝起きてみないとわかりません。
また朝調子が良くても、午後から具合が悪くなるということもよくあります。
このような体調のわたしが仕事をしようとすると、どうしても職場に迷惑がかかってしまいます。
なので、働くことに対して積極的に動けずにいます。
病弱なわたしでも働けそうな会社があった!
求人情報を見ていると、週○日〜、1日○時間〜OKという記載があります。
わたしにとっては、これはとても高いハードルです。
「体調のいい時だけ働くことができたらいいな」と思うのですが、そんなこと言ったら「わがまま」の一言で済まされますよね。
でも、そんなわがままを叶えてくれそうな会社がありました。
株式会社パプアニューギニア海産 です。
テレビや新聞でも取り上げられているので、ご存知の方も多いかと思います。
大阪にあるエビ加工会社です。
こちらの会社はとても画期的な取り組みをされています。
- 好きな日に出勤、好きな日に欠勤
- 週も月も出勤日数の定めはない
- メールも電話も一切の連絡が必要ない
- 好きな時間に出勤できる
- 好きな時間に退勤できる(毎回出勤時にボードに記載)
- 休憩をとるかは自由(連続4時間以上の作業は禁止)
- 上記に関わる届出の書類は一切ない
- いやな作業はしなくていい
え、ほんとに?
そんなので会社が成り立つの!?って思いますよね。
社員2名、パート10数名という小規模な会社ながら、きちんと売り上げもあり、そしてなんと、この働き方を取り入れてから効率もアップしたということです。
わたしがこちらの会社をいいなと思ったのは、勤務日や時間が自由という理由だけではありません。
工場長さんがパートさん達と向き合い、どうすればよりよい環境で働いてもらえるかということを常に考えていらっしゃるからです。
現在の体制になるまでにも、その都度アイデアを出し実行されているのです。
会社のトップがそこまでしてくれるのなら、働く側もできる限り働いてお返ししようと思うのではないでしょうか。
まとめ
今の世の中、働きたくても週5日フルタイムは厳しいという人は多いと思います。
わたしのように体調に問題がある人、小さいお子さんのいる方、シングルマザーやシングルファザー、介護をしなくてはいけない人などなど。
一方で、企業の方も人手不足だと言われています。
だったらもっと自由な働き方を採用し、働く意欲があるけれど働ける場所がない人に門戸を開けてみてはどうだろうかと思うのです。
そんな世の中が来ることを願っています。
そして株式会社パプアニューギニア海産は、そんなこれからの働き方のヒントになるのではないでしょうか。
(追記:2017年6月17日 わたしが社長さんだと思っていた方は工場長さんでした。社長さんは工場長さんのお父様だそうです。記事も訂正しました)
株式会社パプアニューギニア海産の工場長さんの本です
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