わたしが応援している、映画「うまれる」シリーズについての紹介です。
映画と監督に興味を惹かれた理由
2010年に公開されたドキュメンタリー映画「うまれる」の製作中、私はたまたまこの映画のことを知ります。
10代の頃から「死」について考えていた私は、同じように「生」についても考えていました。
だから「うまれる」というダイレクトなタイトルのこの映画が、心に引っかかったのだと思います。
当時、映画を製作するにあたってボランティアスタッフを募集されており、何度かお手伝いもしました。
ボランティアとして関わったときや、ブログやメールマガジンを通して、豪田トモ監督のことを知る機会がありました。
トモ監督自身が親との愛着障害に悩んでいたこと、
映画「うまれる」を撮影することで愛着障害を克服したこと、など。
わたしも発達障害やうつのことで親との関係に悩んでいたので、とても親近感を覚えました。
「うまれる」をサポートしてみたいと思った
そんなトモ監督のプロフィールには、以下のような記載があります。
命・家族・絆をテーマにした映画・映像製作、執筆・講演活動などで、誰もが自分の夢を実現してハッピーに生きる社会作りに貢献する事を人生のミッションとして取り組んでいます。
その取り組みとして、
2040年までをめどに、映画『うまれる』をシリーズ化し、命・家族・絆をテーマにした作品を定期的に、継続的に、製作していくそうです。
このことをメルマガ で知ったとき(2013年)、わたしはちょっとした衝撃を受けました。
約30年先まで続けると宣言したことにです。
ふつうの人のように生きることがちょっと難しかったわたしは、将来や未来を描くことも難しかった。
だから、先のことなんて考えられず、いつも刹那的に生きてきました。
計画を立てても実現できず、挫折ばかりを味わいました。
1年先のこともわからないわたしにとって、30年の活動を宣言するトモ監督がとても壮大に見えました。
メルマガにはこの宣言と同時に、「映画『うまれる』をライフワークにしませんか」との問いかけがありました。
具体的には、有料メルマガを購入することで、映画「うまれる」シリーズをサポートしませんか?というものです。
結果として、わたしはメルマガを購入しました。
もちろん、映画「うまれる」シリーズが有意義なもので、それをサポートしたいという気持ちもありました。
けれど、わたしの一番の思いは「わたしも何かをやり続けたい」ということでした。
日々、うつに悩んでいたわたしにとって「何か」はよくわかりません。
でも、30年活動を続けると宣言したトモ監督を応援することはすぐにできる。
刹那的に生きてきたわたしの、長期的な計画の第一弾にしようと決めたのです。
そんな思いがあり、わたしは映画「うまれる」シリーズを応援しています。
(2017.9.1追記)
有料メールマガジンを終了するとのお知らせがありました。
メルマガを出すことで、監督の本来の仕事に支障が出るようになったからということです。
かなり内容の濃いメルマガだったので、残念ですが、仕方がないことだと思います。
メルマガでの直接支援という方法は終わってしまいますが、トモ監督を応援する気もちは変わりません。
今後も、何かニュースがありましたらブログで取り上げたいと思っています。
2につづく