きのう、わたしの住むところはお天気が悪く寒かったです。
感覚過敏なところがあるわたしは、天候の変化にとても弱いです。
きのうも午後からぐったりしてしまいました。
この天候の変化に弱いところ、とても大変です。
ですが、天候の変化に弱いということがわかったおかげで、ずいぶん生活しやすくなりました。
きっかけは5年以上前のことです。
気象病というものを知りました。
それ以前から、雨の日や寒い時期に調子が悪いなと感じていました。
当時は今ほど気象病のことは知られておらず、周りに話しても「気のせいじゃない?」と言われました。
いやいや、気のせいじゃないから、と思ったのですが、感じない人には感じないのです。
そこでわたしはデータを取ることにしました。
毎日の体調や気分の浮き沈みを10段階評価にし、その日の気温、湿度、気圧も記録しました。
1年以上記録を取った結果、やはりわたしの体調・気分と気候は比例していました。
エクセルでグラフを付けていたのですが、同じような線を描きました。
当時のグラフの一部です。
ブルーとグリーンの気圧の動きと同じように、ピンクの体調・気分も動いています。
この結果には、データを取ったわたし自身がいちばん驚きました。
こんなにもあからさまに影響しているのか!と。
これ以来、お天気の悪い日は気をつけるようになりました。
最近は、スマホアプリのお世話になっています。
★「頭痛ーる」
「頭痛ーる」は、気圧予報アプリです。
登録した地点(画像は東京都千代田区です)の気圧予報を見ることができます。
このアプリの便利なところは、大きく気圧が下がる前にプッシュ通知で知らせてくれるところです。
アプリを使う前は、天気予報を見て予測していました。
台風や大雨予報なら気圧が下がることを予想できるのですが、それ以外は難しかったです。
なぜか具合が悪い → もしかして気圧? → 気圧を調べる
という手順をふんでいたのですが、このアプリなら具合が悪くなる前に心構えができます。
具合が悪くなってから原因を探るのと、前もって具合が悪くなるのがわかっているのとでは安心感がぜんぜん違います。
マンガ「うつヌケ」にも同じように描かれていましたね。
ちなみに夫は偏頭痛持ちなのですが、やはり気圧の影響が大きいようです。
わたしは気圧が下がっている最中がいちばんつらいのですが、夫は気圧が下がる前が大変そうです。
人によってタイミングが違うんですね。
このアプリは無料で使えるので、気になった方はお試しくださいね。

余談ですが、体調のグラフは今でもつけています。
天候に左右されることは確実にわかったので省いていますが、その日の出来事などの3行日記と夕食を作れたかどうか、体調ポイントを記録しています。
データを取り、それを見ることで、自分の傾向と対策がつかめます。
天候のデータ以外も、さまざまに活躍してくれました。
記録を取ってみようというのも「うつヌケ」にありましたね。
(見つからない人はカバーを外してみてください♪)
お互い、気圧とうまくつきあっていきましょうね。