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3月25日に外出自粛要請が出されました。
4月上旬にローン契約の予定があったので、不動産会社や銀行に確認しました。
契約ごとなので中止や延期はあり得ない、予定通り行いますという答えでした。
不要不急ならぬ、要の急だということで夫婦ふたりで契約に向かいました。
自粛要請期間中に外出するプレッシャーと、初めてのローン契約というダブルのプレッシャー。
契約は無事に終わってほっとしましたが、大金を借りるというローンに対する恐怖も大きかったため、疲労困憊でした。
契約のあと、どこか店に入って休もうと思いましたが、ほとんどの店は閉まっていました。
ファーストフード店が唯一開いていたので、そこに入りました。
人が少ないこと、消毒液が設置されていること、換気されていることを確認してから店内に入り、また店内では、ドアの横の席に座り、急いで食べて、急いで店を出ました。
いつもは人通りの激しい繁華街ですが、人が少なく雰囲気が全然違いました。(しかし、思ったよりは人の姿がありました)
ローン契約が終わった数日後の4月7日、緊急事態宣言が出されました。
この頃は、マスクやトイレットペーパーに続いて、ハンドソープがなかなか手に入らない時期でした。
また、夫の職場でもコロナ感染を疑われる人が現れ始めました。
わたしが携わっていたボランティア活動なども中止になりました。
ガーゼのキットを買い、マスクを手作りしました。無いよりはマシだろうと、近所の買い物などに使うことにしました。