先日、行動することについての記事を書きました。
>> 行動すること
とにかく行動することが大事なのだと、身をもって実感しています。
わたしは今まで、知識を得るばかりでした。
小さな頃から外の世界となじめなかったわたしは、マイペースで楽しめる本が好きでした。
そんなこともあって、うつや発達障害でつまずいた時には、様々な本やネットの情報を読みました。
そこには、「〜〜の時には、○○するといい」などのアドバイスがあります。
それらの情報を必死に集めていました。
そしてそれらを読むことで、わかった気になっていたのです。
「○○するといいんだよね」と思ってはいるのに、実際にその「○○する」をやっていませんでした。
そもそも、何をするにも面倒くさいわたしです。
「こういうときは○○」「こんなときは△△」と頭で思っているだけで満足していました。
そうやって知識だけを詰め込んでみても、結果は出ません。
それは実際に行動していないからですが、わたしはそこに気づきませんでした。
「この本は合わない」「このサイトはちょっと違う」
そう思って、また別の本やサイトを読みまくります。
そこでまた知識だけを詰め込み、結果が出ない、
そして、さらに別のものに手を出すの繰り返しでした。
そんなことを繰り返してようやく気づきました。
実際に動かなくてはいけないんだ、と。
至極当たり前のことですが、そのことがわかっていませんでした。
「○○する」という行動1つだけを見ると、とても小さなことに思えます。
だから、頭だけでわかった気になり、行動しなくてもしたような気になっていました。
けれども、その「小さなこと」を実際に行動に移すことが大事だったのです。
ようやく気づいたわたしは、インプットを控えるようにしました。
そして、「これをやってみよう」と決めたことだけを愚直にやることにしました。
2年ほど経った今、少しずつ結果が出ているなと思います。
過去のわたしは、とにかく情報を読みまくっていました。
そうやって詰め込んでいたことを、悪いことだとは思っていません。
ここまで来るのに、確かに時間はかかりました。
ですが、たくさんの情報の中で「行動の重要性」を説いているものが数多くありました。
それによって、行動が必要だと気づけました。
また自分が納得いくまで読んだことで、先に進むことができました。
面倒くさがりなわたしは、すぐに結果が出ないことは苦手です。
コツコツと行動することは、最も苦手で避けたいことでした。
けれども、これ以上どうにもならないと思った時、やるしかないと思いました。
そして1年、2年と続けるうちに、結果が出てきました。
地道な積み重ねなので、少し時間がかかるかもしれません。
それでも行動することが大事です。
わたしのように本をどれだけ読んでも事態が好転しないという人は、ぜひ何か1つ行動を起こしてみてくださいね。