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発達障害のわたしが、映画「僕と世界の方程式」を見て感じたこと

映画「僕と世界の方程式」を見ました。

この映画の主人公ネイサンは、自閉症スペクトラムで数学の天才です。

わたしも発達障害当事者として、映画を見た感想をまとめたいと思います。

(わたしはグレーゾーンで、天才でもないですが)

 

以下、映画のキャッチコピーと予告です。

数学オリンピックを目指す天才少年が見つけた幸せのアルゴリズム。

イギリス発、世界が絶賛した最高に爽やかでハートウォーミングな人生の応援歌。

 

主人公ネイサンは母親と二人で暮らしています。

この親子はなかなか気もちが通じ合わず、いつもすれ違っています。

 

ネイサンの独特な考え方は、わたしの子どもの頃にそっくりです。

一般的な考え方や「ふつう」の考え方ではない、独自の理屈。

その考え方が変わっているとも気づかないので、周りが困惑していることにも気づきません。

 

一方の母親。

彼女は、なぜ子供と通じ合えないのだろうと思っています。

彼女の一般的な理屈は、ネイサンの心には届きません。

ネイサンを想っているのに、それが伝わらない。

話が通じず理解できない相手と二人で暮らしているのは、孤独で辛いだろうと思います。

 

わたしは40年ほど生きてきて少しだけ社会性が身についたので、この母親の気もちがわかります。

わたしの親も、扱いづらいわたしを育てる中で、彼女と同じような気もちになっていたのかもしれません。

そう思うと、切ないような申し訳ないような気もちです。

 

けれども、ネイサンが自分の世界を理解してくれない母親のことを、もどかしく、時にうるさく感じている気もちもわかるのです。

 

そんなネイサンが、数学オリンピックを目指すことで少し変わります。

その様子が繊細に描かれています。

(それゆえに、ネイサンのつらい気もちを、そのままわたしも感じてつらくなったりもしました。)

 

ネイサンと母親の気もちが通じるシーンがあります。

こういう取っかかりから、お互いを理解しようという気もちが生まれるといいなと思いました。

わたし自身はもはや、親とは適度な距離を置いておこうという考えです。

けれども、子どもの頃にこういうことがあれば、もしかしたらもう少し理解し合えていたかもしれません。

 

この映画は、自閉症スペクトラムの主人公と彼を取り巻く世界を温かく描いています。

ネイサンはまだ若く、未来はまだこれからです。

そんな希望が見える映画だったので、見て良かったと思いました。

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