つづきです。
片づけ祭りをして、よかったこと
わたしが片づけ祭りをしたのは、引越して2年経たないくらいの頃です。
引越しでたくさん荷物を捨ててきたはずなのに、片づけ祭りでも驚くくらいのものを捨てました。
やはり、ものを捨てるのは心が傷みます。
片づけ祭りをしたことで、ものを大事にするようになり、余計なもの無駄なものを買わなくなりました。
自分にとって何が必要で何がそうでないかということが、よくわかるようになりました。
また、ものを見直し全てに定位置を決めたことで、ほんとうに散らかることがなくなりました。
疲れたときなど片づけるのが面倒なときには、多少、ものが出しっぱなしになります。
それでも定位置が決まっているので、10分もあればすべて片づきます。
ものがない片づいた状態に慣れてしまうと、逆に出しっぱなしが気になるようになり、こまめに仕舞うようにもなりました。
わたしの汚部屋を知っている家族からは、ほんとうに驚かれています。
そして、ものを探すことがほとんどなくなったので、無駄な時間を使わなくなりました。
さらに、部屋が片づいているので視界がすっきり。
自分の部屋にいるのに情報が多すぎて疲れる、ということがなくなりました。
ホコリがたまるとすぐにわかるので、以前よりマメに掃除をするようになりました。
ものが少ないので、掃除もとてもラクになりました。
さらには、理想の部屋の写真を見てイメージしたことがきっかけで、住みたい部屋を思い描けるようになりました。
インテリアの記事などを見て、素敵なところを取り入れられるようになりました。
オシャレな部屋に興味がわき、それを実践できるようになってきました。
片づけをしただけで、わたしの人生は変わったと思います。
ずっと頭の片隅を占めていた、片づけなくては…という悩みから解放されると同時に、自分でもやればできるという自信もつきました。
なにより、毎日がとても快適です。
ハマりやすい特性が役に立ちました
わたしが片付け祭りに成功したのは、わたしの発達障害ゆえの特性もあったと思います。
興味のあることには、とことんのめり込みます。
周囲がびっくりするくらい集中します。
その集中力で、一気に片づけ祭りを終えることができたのだと思います。
片づけ祭りが終わった後も、片づけにはハマりました。
整理収納アドバイザーという資格があることを知り、2級を取得しました。
(1日講義を受ければ誰でももらえるものです)
今は、片づけにまつわるテレビ番組を見るのが楽しみです。
ごちゃごちゃした部屋が、スッキリと片づく様子は見ていてとても気分がいいです。
なんなら、ひとさまのお宅のお片づけの手伝いに行きたいくらいです。
まとめ
わたしは、こんまりさんの「ときめく片づけ方法」がとてもハマりました。
本には、捨てづらいものを捨てるための言い訳もたくさん載っていて、本にそって片づけをしたら、人生がすこし変わりました。
30年以上も汚部屋暮らしをしていたわたしでも、きれいな部屋で快適に過ごしています。
いまは本屋さんに行けば、様々な片づけの本が並んでいます。
片づけに悩んでいる方も、ぴったりハマる片づけ方法が見つかるといいなと思います。