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「発達障害の自分の育て方」岩本友規さん・発達障害の「生き方」研究所 Hライフラボについて

岩本友規さん 発達障害の自分の育て方

わたしは1〜2年ほど前、自分のうつをなんとかしようと決めました。

それまで20年以上、うつと共に生きてきました。

このまま、うつに振り回される人生なのだと、諦めたこともあります。

けれども、うつはあまりにもつらかったです。

「自分の人生、自分で何とかしなくては」と腹をくくりました。

時間がかかってもいい、少しずつでもいい、今よりもラクに生きられるようにと自分を変える決意をしました。

そうして、発達障害、うつ、認知行動療法、自己啓発など、様々な本を読んだり、インターネットで情報を集めました。

その中の1つ、「発達障害の「生き方」研究所 | Hライフラボ」についてご紹介します。

「発達障害の「生き方」研究所|Hライフラボ」について

このサイトは、ご自身も発達障害ゆえ転職やうつに悩み苦しんだ、うえすとさんのサイト(ブログ)です。

うえすとさんは、自分と徹底的に向き合いもがいた結果、天職ともいえる仕事に就かれています。

その経験を活かし、天職に就くまでの考え方や生き方を説いたサイトです。

 

このサイトを知ったわたしは、全記事を読みました。

自分を変えようと決めた、わたしの後押しをしてくれました。

 

そんな、当時は無我夢中で読んだ記事なのですが、改めて紹介しようと思うとなかなか文章が頭に入ってきません。(体調によって、文章を読むのが難しいときがあります)

そこで、うえすとさんの著書「発達障害の自分の育て方」を改めて読みました。

 

うえすと(岩本友規)さん、ご本人について

岩本さんは、中央大学法学部を卒業後、就職。

何度かの転職を経て大手モバイル通信キャリアに転職し、うつを発症、休職。

復職後に発達障害の診断を受け、そこから試行錯誤されます。

その結果、外資系の一流企業に障害者として転職。

障害者という枠での採用ながらも、一般の正社員と同じくらい稼いでいらっしゃいます。

(追記 2018.5.10
現在は、明星大学発達支援研究センターの研究員として働いていらっしゃいます。)

 

とても頭のいい方で、仕事もできる方だというのがわかります。

これだけを読むと、「そもそものレベルが全然ちがう」「わたしでは無理」と思ってしまいます。

けれども、仕事に就いて困ったことや「うつ」になったときの状況などを読むと、あまりわたしと変わらないなと思いました。

すべてを投げ打って失踪したいとまで思っていた岩本さんが、見事に復活し天職に就いて活き活きとされている様子を読み、勇気をもらいました。

岩本さんのように一流企業で働くことは難しくても、わたしなりの最高の場所へ行くことはできるだろうと思えました。

以下、岩本さんの本から引用しつつ、参考になったことを挙げていきたいと思います。

参考になったこと・1 遺伝子について

岩本さんは発達障害だとわかってから、様々な本を読まれました。

それらをふまえ、とても論理的に解説されています。

遺伝子についての説明もあるのですが、その中で勇気をもらった部分です。

自分の遺伝子は変えようがありませんが、残りの50%しだいで、人生は大きく変わってくるということです。

自分が自分の人生をコントロールする余地は、大いに残されているというのが、私の理解です

 

発達障害であることがわかったり、人生につまづくと、自分の運命を呪ってしまうことがありました。

ですが、この考え方でいけば、まだまだ自分の人生も捨てたものではないなと思えます。

自分次第で、もっと良い人生に変えていける可能性があるということです。

参考になったこと・2 環境について

自分を変えていくための環境についても、詳しく述べられています。

ポジティブな環境に身を置き、新しい刺激を受けることは脳や体にいいということ、

加えて運動をすることで、脳の可塑性(かそせい)が活性化されるということ、

(可塑性とは、刺激により神経細胞のつながり方が新しく変わっていくこと)

脳は、腸から様々な影響を受けているので、腸内環境を整えるといいこと、などです。

 

環境を整えると脳が変化し、生きづらさが減っていきます。

この年でも脳が変わる余地があるのなら、少しでも環境を良くしていこうと思いました。

今まではうつがひどかったこともありますが、食事や運動について無頓着でした。

自分を変えたいと思うならば、しっかり見直さなければと思いました。

参考になったこと・3 自立について

岩本さんは、「自立」が大切だといいます。

ここでいう「自立」とは、自分というものを確立することです。

世界には「自分の世界」と「周囲の世界」があることを認識し、その2つを切り離して考えられるようにすることです。

 

この考え方は、認知行動療法にも通じるところがあります。

この考えができるようになると、自分を客観的に見ることができるようになります。

そうすると、無意識に自分を縛りつける「〜するべき」「〜せねば」といった考えを切り離すことができ、ずいぶんとラクになります。

わたしもこの1〜2年、意識して取り組んでいることです。

「意識してよい方向に考えること」や「意識してよい行動をすること」をつづけていくことは、自分自身が何かの刺激に対して意識せずに感じたり動いたりする「無意識」の領域をコントロールする唯一の手段です。

無意識は人の性格を大きく左右する要因なので、つまりは行動が性格を変えていくんです。

わたしも「無意識」というのは、長年培ってきた「考え方のクセ」だと思うようになりました。

性格というのは「生まれ持ったもの」で「変えられないもの」だと思い込んでいましたが、クセだとすれば変えられる余地があります。

クセを変えることで、性格も変わります。

この「無意識」を変えるトレーニングは、時間はかかりますが、とても有効だと思っています。

参考になったこと・4 天職について

自立ができたら、いよいよ天職を探します。

天職に就くことでマイナスの特性を乗り越えられるので、天職を探すことはとても有益だと岩本さんはいいます。

 

確かに、発達障害の本などに載っている「向いている職業」は悪くないかもしれません。

ですが発達障害と一口にいっても、人によって個性や特徴はさまざまです。

だったら、いわゆる「向いている職業」に進むよりも、自分をしっかり見つめ、自分に合った仕事や作業を探す方がずっと早いと思いました。

天職や情熱を傾けられる何かを見つける必要があります。

そしてそれは、自分の発達障害の特性発見や、発達障害の原因探しよりもはるかに優先度が高いものなはずです。

わたしもかつては、「なぜわたしはこうなったのか」「わたしの特性はなんなのか」ということを考えていました。

けれどもそれは明確な答えがでるわけでもなく、考えているあいだ中、ずっとそこにいました。

後ろに退がることはあっても、決して前に進むことはなかったのです。

そんなことを考えているくらいなら、好きなこと、楽しいこと、ワクワクすることを探した方が、ずっと人生が前に進みます。

こういう考えができるようになったのも、「考え方のクセ」が変わってきたのだと思います。

 

とはいえ、わたしにとっての天職が何かは、まだわかりません。

興味のある方に進み、行動していかなくてはと思っています。

まとめ

ブログを読んでから、1〜2年が経ちました。

その頃から、少しずつですが自分を変える努力を続けています。

自立のための考え方も、ずいぶんできるようになってきました。

岩本さんや、その他の本にも書いてあるように、考え方が変わることで生きるのがラクになってきました。

また行動することの重要性も書かれていますが、こちらもしかりです。

頭で考え、悩んでいるだけでは、何も始まらないし進まないのです。

けれども40年近く悩んでいた自分のことも、それでいいと思えます。

長い期間悩んでいたからこそ、行動するしかないことに気づき、トライすることができたからです。

 

もしも、同じように発達障害やうつで悩んでいる方がいらっしゃれば、何でもいいので、まずは一歩を踏み出してもらえたらと思います。

すぐに結果は出ませんが、地道に続けていくことで必ず変化が現れます。

最後に、岩本さんのことばで締めくくりたいと思います。

脳の可塑性を利用して改善ができる幅には限りがあるかもしれません。

ですが私たち大人の発達障害者や、グレーゾーンといわれるような人にとって、このわずかな改善が大きな意味を持つことも多いはずです。

 

レールは一気には修正がききません。
レールを、毎日、毎時間、毎秒のレベルで少しずつ、少しずつ望む方向へズラしていかなければならないんです。

これはもう、やるか、やらないかだけの話。

習慣を変えるには、まず変えたいという意志が必要です。
その意志が向かう方向には、こういう自分にどうしてもなりたいという感情が必要です。
(中略)
そして実際にその意志と感情に沿った合理的な行動をしつづけてはじめて、目の前に敷かれたレールは少しずつ動き出します。

 

発達障害の「生き方」研究所 | Hライフラボ

 

 

コツコツの成果が見えた話

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